「階段箪笥」で町屋風インテリアを実現

アンティーク

通好みをする和風家具の「階段箪笥」

ここ最近の人気家具といえば欧米風のアンティークや北欧風のシンプルなタイプが主流で、昔ながらの日本的な木製家具は敬遠される傾向があります。

確かに純和風の桐箪笥や御簾といったアイテムは畳や障子のある和式住宅ならすんなりとなじみますが、フローリングの洋風住宅においてしまうと浮いたような印象になってしまいます。

また重々しい木製ダンスは引っ越しをするときに大荷物になってしまいますし、そのわりにあまり沢山の衣類を収納することができないといった問題もあります。

しかしそんな不人気の和式家具ですが、知る人ぞ知るおしゃれなタイプのものも存在しています。

それが「階段箪笥」と言われる段々式になっている小型のタンスです。

本当に階段として使用されてきたタンス

階段箪笥の由来は狭い日本家屋のスペースを有効利用するために作られた階段下の棚です。

家屋に階段を設置してしまうと足場の下の部分がどうしてもデッドスペースになってしまい、空間を圧迫することになってしまいます。

そこで階段の下の部分に空洞をあけて棚やタンスとして使用することでスペースを有効に利用することができます。

現在ではそんな階段箪笥は独立した家具として使用されており、洋風家具でも見かけない珍しい階段状の収納家具として存在感を出しています。

そのまま置いてもインテリアとしてのインパクトがありますし、棚として上に観葉植物や額縁などを置けば一気にオシャレ感が出てきます。